しゅんじろ退団に際し明治、令和を想う
偉大な男がCITYを離れた。
明治、大正時代はきっとこういう男が日本中にいて、今の日本の礎を作ってくれたんだなと思う。
そんな男がCITYに加入してCITYをいろんな意味で変えてくれた。
東京都2部で戦い、大きく舵を切った、アクセルを踏んだシーズンを迎え、この男が新たに歩みを始めるトップチームの礎を作ってくれたことは間違いない。
初めて見たのは3年前のセレクション。
ポヨポヨの中年みたいなおじさんと同じチームになり(セレクション参加者に既存メンバーが数人入って3チーム総当りというシステム)、1試合目が終わった後に「私にも足元つけてください。」って言われて、年上のおじさんだと思ってたし、現役離れて数年経ってたこともあり、動きが鈍い印象しかなかったが、セレクションだし言われた通りにやってみたら、めちゃうまい人の片鱗を感じた。
助川に「お前の先輩相当うまかったでしょ?」と聞いたらなんとも華々しい経歴を聞き、すぐさま見る目を変えたことを覚えている。
それから明治、大正の漢みたいなしゅんじろと昭和、平成のちゃらんぽらん男の私ではあったが、「全幅の信頼」をもって練習、試合でピッチに立つしゅんじろをみていた気がする。