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スポーツとか色々書きます

日本敗退を受けて

ロシアW杯、ベスト8が出揃い、日本は周知の通りベルギーに惜敗し、

先ほど帰国し、田嶋会長がわけわからないことを言っている記者会見を聴きながら、このブログを書いている。

まず、日本ん代表は良くやったし、非常に感動した。
下馬評を覆し、大健闘を果たした。

しかし、日本サッカー協会のドタバタからW杯を迎えたこと、それまでの任命責任など、責任を明らかにし、改善する必要がある。

 

以前書いた通り、日本はまだ世界の強豪国と肩を並べて勝負する力は「まだ」ない。

 

masahiro5959.hatenablog.com

 

日本サッカーが、日本のサッカーがより良くなるために、強くなるために何をしなければならないのか、それを明言し、様々な角度から検証し、様々な角度から見られながらやって行く必要があると思う。

ロッカールームやスタンドでの日本人の立ち振る舞いや、本田、長谷部の代表引退、新監督人事、西野フィーバーでうやむやにしてはいけないし、うやむやにさせてはいけない。

セルジオ越後さんと同意見になってしまうが、10人少ない相手に1勝しただけで、そのあとは1分2敗。これが現実的な日本の成績だ。

もちろん決勝トーナメント進出は素晴らしいことだし、ベルギーをあと2〜3歩のところまで追い詰めたことは世界中から賞賛されている通りだ。

だが、サッカー協会の人間はそれに浮かれても、それに隠れてうやむやにしてもダメだ。

悔しさは選手が一番感じているし、その舞台に立つことが許されなかった選手たちのこれからに期待がかかるように、協会も成長しなくてはならない。

仕事柄、様々な競技の協会や連盟の内部情報を知ることができるが、サッカー協会がそうならないよう願う・・・と思わずにはいられない協会・連盟は決して少なくない。

選手も支える側の協会もよりプロフェッショナルであるべきだ。


俺的な各世代解釈ノート(団塊の世代〜しらけ世代編)

最近いろんな年上の方と会うことが多く、また、ずいぶん前に月曜から夜ふかしで放送された、各世代ごとの比較的なのをyoutubeで観たこともありなんか世代間の付き合い方に考えるいいきっかけだなと感じました。。

そんで各世代とこうして付き合ってきたなぁという、思い出がプレイバックしたので、備忘録として残します。
※俺は専門家でも研究者でもないのであくまで俺が接した中で感じた特徴でござんす。

全共闘世代
団塊の世代
ポスト団塊の世代
しらけ世代
バブル世代
団塊ジュニア世代
ポスト団塊ジュニア世代
ミニマムライフ世代
ゆとり世代
さとり世代


全共闘世代&団塊の世代
(1947~1949生まれ:現在69歳〜71歳)
ビートたけし高田純次ジャンボ尾崎たかの友梨南こうせつetc・・・
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昔の学生運動とは、なんだったのか... - aikokuken-ryuji 日々の草稿



戦後復興期、第1次ベビーブームに生まれ、この世代は大学進学者の約15%が学生運動に参加し、高度経済成長期、バブル、バブル崩壊を経験するなど、多くのカルチャーを体感した世代でもある。

というのが、まぁ特徴な訳だけど、俺は実際に生活や仕事で絡むことは少なくて、特に思い出があるわけじゃないんだけど、この世代の影響を受けた世代は公私ともに関わることが多かったから、この世代を把握しておくことで、その後の人間関係に影響はあったかな。
まず、この世代の多くが俺前後の世代のことを「若者」以下に思ってるってことだね。
孫ってほどじゃないけど、若者でもない。何しても子供扱いしてくれるから良くも悪くもあまり気にされてないってことで、筋さえ通したら、案外お願い聞いてくれたりしてやりやすかったはやりやすかったかな。
あと、わかりやすくナショナリズムをちらつかせることも大事だけど、浅はかな薄っぺらいもんだと鼻で笑われるので、自分自身のナショナリズムを持ったうえで真摯に当時のことを聞くとこの世代には特に受けがいい印象。
で、とにかく頑固な人が多かったなぁ・・・。

ポスト団塊の世代しらけ世代
(1950〜1955ポスト団塊の世代・1950〜1964しらけ世代:現在54歳〜68歳)
あだち充伊勢正三・渥美二郎・石田純一阿部寛etc・・・

しらけ世代というと幅が広すぎるけど、ポスト団塊世代はバッチリ俺の父親も含まれてる世代。テレビ・冷蔵庫・洗濯機が各家庭に普及し始めた高度成長期を体感しているが、学生運動が下火になっていく中、沖縄返還や、あさま山荘事件などの大きな出来事もどこか傍観者然としていたと言われている。

というのが特徴らしいけど、この頃はキャンディーズ郷ひろみとかアイドルがバコバコ活躍時代でもあるんだね。
今60前後の人って感じでカテゴライズした中で、仕事の場面で会う人は大抵決裁者の人が多くて、もちろん一概には言えないけど、すごく自分の半生に自信を持っている人が多い印象かな。
高度成長期に幼少期を過ごして、とにかく仕事に熱中して、まだ「女性は家を守るべき!」って観念が強い。

そして日本の成長と同じ曲線で仕事の成果も出したからか、晩年バブルが崩壊しても、今仕事で会ってる人たちはそれを乗り越えた人たちが多い、。
なので「自分」のベースがしっかりしているね。
新しい文化に対応しなければならない人もいるけど、この世代の人たちはしないし、ある意味諦めている。なので打ち合わせや電話の需要が非常に多い。

けど、頑張ってる人の応援はする!
って基本熱い人が多かったから結構助けられたかな・・。
仕事量と成果をとにかく比例関係で見る人が多いから、「効率がいい」とかを評価対象としないケースが多かったので、若い頃は結構仕事時間長いマンだったのもあり、俺としてはいい具合にフィットしてくれてたなと思います。







アラフォー直前の俺が、夢中になったドラマを振り返った話

月曜日にですね。コンフィデンスマンJPなるドラマの最終回を見たんですよ。
長らくドラマを見ることなく動画サイトで、昔のドラマばかり見ていたので、このように最終回だけ見るってのはよくあったのですが、まぁ面白かったです。

私は年に数回ドラマ病にかかる時期があり、まずこの時期はビーチ・ボーイズを一気に見ます。
かれこれ10年くらいそんな生活してるでしょうか。

夏前にテンションを高めるんですね。

冬前にはプライドです。キムタク主演の。

で、久々に月9を見たので、子供の頃に見てたドラマを今改めて見直すと、さらに色々面白いので、しばらくドラマを見直した感想をガッと出します。

ますは、ロンバケ

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俺世代、そして少し上の方は間違いなく圧倒的に心奪われたドラマだと思います。
いつから「月9」と言い出したか僕はドラマ評論家でもないので知りませんが、
俺が「月9」という言葉を強烈に認識したのは間違いなくこのドラマ。

吉田栄作主演の「君のためにできること」でドラマデビューを果たした鈴木。
それから月9に限らず数々のドラマをみてきました。比較的記憶力のいい鈴木はほとんどのドラマを覚えていますが、思春期の仲間入りを果たしたこの頃、「ロンバケ」で衝撃をうけました。

語彙力や「大人」が少しわかってきたこともあったのですが、出演者の魅力や、音楽、主題歌すべてがガン当たりでした。

何より、瀬名(キムタク)が持ってる人間的魅力。「ルームシェア?なんじゃそりゃ!?」、ってとことか、、、、まず白無垢姿の山口智子が走っている初回冒頭のシーンから衝撃的で・・・。

それまでのドラマってなんか影があったり、大人ってなんかいつも遊んでるか飲んでるか友達んちに溜まってんな・・・って思ってましたが、ロンバケはなんかリアルというか・・・無駄にタクシーで表参道や青山から帰宅しないし、当時名所と言われた瀬名(キムタク)が住んでたマンションも古びたアパート然としていて、なんかリアルでした。

そこにそれぞれの登場人物が持つ背景が重なり、大げさでなく「片時も」目を離せませんでした。

この1年後、ビーチ・ボーイズが放送されることになるのですが、その主軸を担う竹野内豊広末涼子稲森いずみが出演していることも胸熱です。

そして竹野内豊のかっこよさ・・。久保田利伸la.la.la.love song・・・。

思えば「携帯」が普及してから、結構無理がある設定の恋愛ドラマを見せられ、白けてしまった頃からドラマを見なくなり、それに伴ってか、警察、医療系のドラマばかりとなってしまいました。

恋愛ドラマといっても若手イケメン俳優のPVみたいなドラマばかりにしか見えず、なんとも白けてしまったそこのアラサー、アラフォーの皆さん。

ロンバケを見て久しぶりにドキドキしましょう!

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いもやの偉大さを思い知る。

私の職場神保町はとても素晴らしい街だ。

皇居や靖国神社、武道館も近くにあり「日本」を感じながら、ランニングだってできてしまう。
古書街としても知られ、古書だけでなく、大型書店も軒を連ねる。
スポーツ街としての側面もあり、特にウィンター関連のショップが集まり、スポーツカルチャーも申し分ない。

交通の便も良く、都営三田線、都営新宿線半蔵門線が通る。

日大、専大、大原予備校などがありながらもオフィス街でもあるので、飲食店が多く、レベルも高い。事務所から徒歩5分圏で、ハイレベルなラーメン屋が多数ひしめき合っており、カレーの街としても知られるほど、カレー屋も多い。

そんな神保町で働いて5年が過ぎ、十分すぎるほどの愛着を持った訳だが、
ここ神保町でラーメン以外に愛すべき飲食店がある。いや、あった。

それが「いもや」だ。

神保町駅と事務所の間に、とんかつ、天ぷら定食、天丼とそれぞれの店舗があり、神保町サラリーマンズの胃袋をがっちりキープしていた、老舗中の老舗だ。

headlines.yahoo.co.jp

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ボリューム、味、値段3拍子揃った名店だった。
付いてくる味噌汁もしじみ汁で、二日酔いの日にはよく通ったものだ。
ご飯大盛り無料で、かなり盛ってくれる。

安くて美味くてボリューミー。これ以上ない。

とんかつ、天丼の店はぶっきらぼうな店員さんたちだが、天ぷら定食の店は優しいおじちゃんもいて、いつも揚げ玉をいただいて帰る俺を覚えていてくれ、揚げ玉持ち帰り用の棚に何もない時、「仕方ないか・・・」と思いながら会計していると、「ちょっと待っててな!今揚げ玉袋に詰めるから!」なんて声も掛けてくれた。

そんな揚げ玉の最高の食し方はもちろん自宅でうどん、そばの時に使うのもそうだが、俺の一押しはTKG&Aだ。
卵かけご飯と揚げ玉だ。

黄身だけを白飯と粗く混ぜ、めんつゆで軽く味付け。そこに揚げ玉をぶっ込む。
ごま油の香ばしい揚げ玉は魚介、野菜のほのかな味が微妙なアクセントとなり、めんつゆで優しく味付けされたTKGとめちゃめちゃ合うのだ。

まるでシェフチェンコビアホフのように、互いの個性がぶつかり合いながらもそれぞれが特徴を生かしながら得点を決め、「勝利」をもたらすのだ。

そんな最高のTKGを食べることはもうできない。

市販の揚げ玉で試してみたが、全然違う。
いもやの。天ぷら専門店の揚げ玉だったからよかったのだ。当たり前だが。

そんないもやのとんかつの方の跡地に新しいとんかつ屋がオープンしたので先日アスリートを連れて一応行ってみた。

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内装もほぼそのままに、同じ形態としてオープン。

実際私が入店している間も、いもやと何の関係もないならと出て行くサラリーマンがチラホラ。

そして、何より高い。
揚げ物は単品扱いで、ロースカツは1300円ほど。
定食にするなら、ご飯セット的なものを頼むのだが、これが味噌汁、キャベツ、ご飯で300円(ご飯キャベツは確かおかわり自由)。

ロースカツは確かにいい品質だが、小ぶりで、確かに美味しいが、何か物足りない。
塩をお勧めとのことだが、何か特別な塩というわけでもなさそうなくらいありきたりな印象の塩。
大きくないので、ご飯が進まず、おかわりを要するほどではなかった。

キャベツは小鉢に入っているため、食べづらく、満足度は正直低かった。

いもやの偉大さを噛みしめることとなった。

しかし、記事にもあるように安さを求めるがために店舗に負担を強いてしまったのも事実。

いもやの天ぷら定食なら俺個人としては750円でもよかったし、とんかつも980円でも充分通ってた。

もちろん安いに越したことはないが、それによって愛するお店を失うとは本末転倒だ。

戒めとして、そしていもやへのリスペクトを忘れない為の、ラーメンもアスリートも関係ないブログを書きました。

 

 

日大問題

残念な事件が連日ニュースを賑わせている。

もうほとんどの人が知っていると思うので詳細は割愛するが、
誰がどうみても内田前監督と、コーチの言い分は苦しい。

これでまかり通ると本当に思っているのだろうから恐ろしい。

明らかに意図的に相手選手を「文字通り」潰させようとし、指示を出した。

 

これは明らかに行きすぎたプレイだが、対人スポーツだ。これくらいのラフプレーは時折起こるし、もっとひどいことが起こる事もある。

 

ただ、アスリートとしての尊厳を握って(練習に参加させない、退部=退学)いる指導者が、その尊厳を傘にスポーツマンシップに反する指示を高圧的にしていたのだから、明るみになった以上それ相応の対応をしなければならない。

 

これはごく近しい関係者から聞いた話で、すでに報道もされているが、意図的に指示をしたことは選手・部員には直ぐ知らされたらしい。その上で、先日ミーティングで、「部が存続・該当の選手を守るには、事実すべてを公表する訳にはいかない」と言う様な内容がコーチから伝えられたらしい。

これは持論だが、大学のトップクラスの運動部は非常に特殊だ。

特殊だからこそ優先的に設備投資をされ、特待生として学費や寮費などが免除される生徒もいるのだ。

だから、余り一般論を対比として議論するのはそもそもおかしいと思っているが、学生スポーツは学生の成長と、それに伴う大学ブランドの向上の為に行われている。

そう考えると、大学広報部のあの司会の対応もヤバすぎる。

「学校」と言う、閉鎖的な空間で社会との関係性が乏しいとこうなるよと言う典型的な悪例だ。

「ごめんなさい」と「ありがとう」を正しく感じ、使えないとこうなる。

 

また、今回を機に大学教育のあり方、学校教育のあり方、部活のあり方を該当者はより深く考えるべきだ。

 

そして何より、大学でもトップレベルでアスリートライフを続ける学生達も、なぜやっているのか、その競技を通してどんな人間になりたいのか、どんなアスリートになりたいのか。もっと考えてもらいたい。

そして私自身、多くの学生アスリートと接点を持つなかで、そう言う部分も伝えられる様にして成長して行くべきだと感じました。

運動会デビュー

今週末、私は運動会の場所取りをしなければならない可能性が極めて高い。

どうやらいい撮影ポジションをゲットするために校門が開くと同時にシートを広げなければならないそうだ。

あほくさすぎて所属チームの練習に行ってしまおうかと今だに悩んでいる。

 

子供が通っている小学校は全校生徒およそ500人。
その親はざっと考えても1000人。

我れ先に観覧席を争えば、恐らく100人ほどは納得のいくポジションで撮影をするだろうが残りの900人はそうもいかない。

すると、弁当を作っていた奧さんと校庭で合流するや否や小言を言われる事になるのだろう。そんなお父さんが子供の数だけいるとなるとなんだか不憫で仕方がない。

そもそも小学校の運動会なんて今じゃ順位も付けずに流れ作業の如く徒競走を見せられ、安全面に異常に考慮した組体操を見せられ、、あとは素人が振付した見るも無惨なダンス的なサムシングを見せられる、大して活躍もしない子供がなぜか嬉々として競技に取り組む摩訶不思議なシーンを延々と見せられるのだ。

コンテンツとしては最悪だ。

せめて子供が徒競走で一位をとるためにがんばる!と努力をしようものなら、その結果を見届けてやろうという親心ぐらいは備えているが、そういうわけでもないのに一体朝も早くから何を見せられると言うのか。

と、まぁ小言はこれくらいにしておいて、朝も早よから場所取り問題。

これ、実際に競技に参加してる生徒なんてほぼほぼ学年ずつなのだから、その学年の親御さんだけが、順ぐりに撮影スペースを使うシステムであれば、ほぼすべての親御さんが最前列でどんぐりの背比べみたいなくそコンテンツを撮れるのではないだろうか。

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それを早い者勝ちにするから一部の早起きさせられたお父様がいらっしゃる家族だけがいいポジションをゲットする事になるのでは・・。

あとはそもそも今の時代スマホで撮る事がほとんどなんだろうし、撮ったら共有すれば良いだけで、最前列で大して努力もしてない子供が無様に身体動かすシーンにシロウトがたいそれたカメラを持って構える必要なんて無いのではないかと思う。

学校側やPTAの人がスマホで撮って共有ファイルに入れればいいだけな気がする。

と言うシステムを学校側が用意するだけなのだが、そうも行かないナンセンスな集団が主催するくそコンテンツに行かなければならない。

どうやってテンション上げるのか誰か教えてください。

 

とんでもない環境でトレーニングをする大学生アスリート

最近、ホッケーショップとのつながりが増えてきた。

ホッケーショップとはアイスホッケー、フィギュアスケートに必要なスケート靴などを取り扱っている。

関東首都圏には10か所ほどのアイスリンクがあり、フィギュア選手の活躍もあり、アイスショーは連日満員だそうだ。

アイスリンクを使う競技と言えば、スケートやフィギュア、アイスホッケーが有名だが、関東では特にフィギュア、アイスホッケーが盛んだ。

 

アイスリンクの使用予定表を見せてもらったら、有名選手の個人使用から、フィギュアクラブ、スケートクラブ、アイスホッケークラブ、部活などでほぼ24時間埋まっている。

ものすごい稼働率だ。

 

ん?24時間?

そう。24時間稼働しているのだ。

平昌で活躍した海外フィギュアスケータ―選手などが来日してる間は、極秘でリンクを使用するとのことで朝の4時から使用したりしているらしい。
そこから、国内のトップ選手が早朝から昼過ぎまで、午後は小学生などのクラブやスクール生、夕方は有望若手選手が有名なコーチとレッスン、夜は社会人クラブ等・・・見事なまでに予定がびっしり、21時から23時までA大学、23時から25時までB大学、25時から27時までC大学(それぞれアイスホッケー部)となっているらしい。
大学運動部には「部車」と呼ばれる、部で管理している車があり、それで深夜にトレーニングを行っているというのだ。

これが現状だ。

フィギュア最強国家の1つである日本ですら、海外の有名選手に早朝のリンクを貸し出さざるを得ず、なかなか日の目を浴びない男子アイスホッケーは学生であるにもかかわらず、深夜にリンクを使用せざるを得ない・・・。
オリンピックの度に少し注目を集める女子アイスホッケーも恵まれた環境でトレーニングをしているとは言えない。

東京近郊でも意外と結構な数のアイスリンクがあるんだな。
と思いつつ、やはりまだまだ環境整備が必要なことを知った。

「深夜にトレーニングしている人たちがいるんだからお前もがんばれよ!」
「お前は恵まれた環境でやってるよ!」
という話ではもちろんない。

日本には現役を引退しても影響力を持つ数多くのアスリートがいる。
フィギュアはその最たる例だろう。
フィギュアスケートは引退という定義が難しいが・・・。


現在は出産・育児で現場からは離れているが、荒川静香さんの主催するアイスショーのチケットは即完らしい。
高橋大輔選手、織田信成選手、安藤美姫選手、村上佳菜子選手などはメディアへの露出も多く、注目を集めている。
そして浅田姉妹もいる。
このような素晴らしい実績と実力影響力を持った人たちがアイスショーでその文化を広め、もっと多くの子供たちに夢を見させることでアイスリンクの活況を生み、アイスホッケーにも言い方を選ばずいえば、「恩恵」が発生するいい循環ができないものか・・・。

 

少なくとも25時から27時に練習をさせるようなか環境、世界のトップスケーターに早朝のリンク使わせるような環境は変えていかなければならない。