東京五輪追加競技が決まりました
記事にもあるように、男子の種目、階級を減らし、その分女子を増やすなど、男女平等化が五輪にもバンバン反映していますね。
また、男女混合の団体戦が新種目に追加されるなど、卓球や柔道ではメダル獲得の期待が高まる部分も目立ちますね。
なお、2016年8月のIOC総会では、既存の28競技以外の5競技18種目(東京2020提案の追加種目)が決定しており、これらと合わせて東京2020オリンピック競技大会の実施種目数は339種目、選手数の上限は11,090人となります。
また、今回目立っているのは、「若者に親しみやすいこと」や「都市型のスポーツであること」を重視し、選出されたと言われているいわゆる3on3とBMXパーク。
3on3は個人的に大変お世話になっている方がオーナーを務めているチームが昨年の世界選手権で準Vを果たしており、非常に楽しみでもあります。
ただ僕が、あくまで個人的に僕が気になっているのはBMXパーク。
BMXパークをふくめ、BMX競技をやっている選手や関係者に知り合いも多いので少し悩むべきところはございますが、BMXパークが競技に選べれたことにはいささか疑問を感じています。
というより、個人的にはスケボーや、インラインスケート、サーフィン、スノーボードのハーフパイプなど、特定のエリアで行われる採点競技、独特のカルチャーで発展していったエンターテインメント重視のスポーツを競技にするというのは難しい部分が多いと感じております。
より多くの方々に自らが取り組む競技を通して、スポーツの魅力を伝える・・・。それはとても素晴らしいことだと思うのですが、、、、。
その覚悟を持って、日本人の代表として、その競技の代表として、世界を相手に戦うのか??というととても疑問を感じる選手が多いことも事実です。
リオ五輪にも出場した選手が発したFacebook記事です。
オリンピックに並々ならぬ情熱を傾けていることをよく知っている選手です。
情熱のかけ方、表現の仕方は人それぞれですが、この選手が言っていることが全てのような気がします。
もちろんどの競技の選手もすごい努力と覚悟をもって活動しているのはわかっているつもりです。
しかし、その伝え方や在り方を一般の目が判断し、評価し、応援するという事をもっと認識してもらいたいです。
スポーツは大衆文化であり、どの競技もその中の1つです。
時々、「俺たちには俺たちのやり方(or)カルチャーがあるんすよ~」
と言う競技者と会う。
それなら一生その自分たちのカルチャーの中でだけ活動していてほしい。
大衆性と一般的な人気を求めず、都内に練習場所が欲しいとか言わないでもらいたい。
長い歴史の中で、多くのオリンピアンが作ってきた夢舞台。そこを目指し、叶わなかった多くのオリンピアンの思いが少しでも報われるように、オリンピックに出場することはどういうことなのか、、、を選手、関係者は本気で考えてもらいたい。
競技が増えること自体は賛成だが、オリンピックの価値が下がることに繋がるのなら僕は断固として反対だ。