アスリートとして飯を食うという事
また一人の将来有望なアスリートが、既存のシステムから先の世界へと歩みを進めることとなりました。
有名スポーツメーカーの契約アスリートという立場を捨て、プロアスリートになるそうです。
個人的にはこのチャレンジをすごく賞賛したいです。
リオ五輪の100m×4で銀メダルを獲得した実績と、将来性から、大きなアクシデントさえなければ東京五輪まではスポンサー収入が途切れることはないでしょう。
しかし、契約アスリートとして、世界的有名企業の一員として生き続ける方が、人生の安定面からいえばメリットはあるかもしれません。
しかし、自身の市場価値が高く、これからさらに上昇するときにより高い報酬を獲得しに行くというのは決して「お金」目的ではなく、優れた挑戦なのではないでしょうか。
実際、契約アスリートとしてでも、プロアスリートとしてでも、大きなけがなどの不慮のアクシデントが起こってしまったら祖の立場が大きく揺らぐことは否めません。
より広い社会を知り、自身で今後接していくスポンサーを見つけに行く(チームとしても含め)ことは選手としてトップカテゴリーで活躍することがなくなったとしても非常に役に立ちます。
かたや、世界のトップレベルで戦い結果を出し続けているアスリートですら、競技や種目によっては厳しい生活を送っています。
もちろん、簡単な道ではないですが、その覚悟を見て、さらに多くの賛同者や支援者が集まるのも事実です。
日本のトップアスリートにはどんどん「プロ化」に挑戦してもらいたいと思うと同時に、そんなプロアスリートをサポートしやすい環境をどんどん作っていきたいと強く思います!!