アスリートこそコンサルされるべき理由
近年スポーツ界の不祥事がマスコミを賑わせている。
大変だ。
しかしそんな今だからこそ、アスリートは声をあげ、自分の商品価値を高めるべきなのだ。
おそらく多くの協会から、「一連の問題にはコメントするな」と言った類の通達があると思うが、今こそ声明を出すべきだ。
注目浴びるからね。
芸能界も誰かが不倫だの離婚だのしたら、とやかく口挟むやつとかいるじゃん?でもそいつはその後しばらくは仕事にありつくし、そこでちょっとエッジの効いた一言でも残そうもんなら、仕事はどんどん入るわな。
アスリートはプロって言っても所属会社やスポンサー頼りなところも大いにあるから、そうも言ってられないみたいなこと言うけど、芸能人だって、CMとか番組スポンサーとかからきわられないように「うまく」コントロールしつつ、自分の意見や「思ってもないけどテレビ受けしそうなコメント」をするわけだ。
アスリートだっててんで変わらん。
もっと発信するべきだ。
そして、発信力を高めるべく、インスタ・Twitter・Facebookを大いに活用するべきだ。
ちなみに私は500人くらいのトップアスリートをインスタフォローしているが、5000人以上のフォロワーを持つアスリートは30人ほどしかいない。10%に満たないのだ。
ある競技で日本一にも関わらず、オリンピックやメダリストさえいるが、2000人程度のフォロワーということはざらにある。
それで、スポンサーになってください!と言ったところで、スポンサー側からしたらメリットが少なすぎる。
もちろん今でも、頑張ってるんだね!ぽん!とお金を出すところもあるが、それは根本的なスポーツ界の改善には結びつかない。
アスリートがメリットを打ち出し、それだけの存在であることをしっかり伝えて、これくらいのメリットで返せますよ!と提案するべきだ。
しかし、もちろんほとんどのアスリートは何をすればいいかわからない。
なので、コンサルタントが必要なわけだ。
で、実際今取り組んでいることは、
・各SNSでの発信量・フォロワーを増やす
→トレーニング内容・私生活・趣味あらゆることをこまめに発信する
→発信内容の向上・ない隊による発信内容の使い分け
・発信内容による反響の数値化
→メリットを感じていただけるサポーターへのアピール材料
→アスリートを中心としたスモールコミュニティの創造
これらを、多くのケースを元に常に進化させながら、アスリートと接している。
それにより、様々なビジネス的ミートアップや、シーンの共創につなげることができるのだ。
そのためにはある種「精通した専門家」とタッグを組むことも必要だ。
トレーニングをして、成績を上げることは当たり前にしなければならない。
「部活」的感覚から脱却し、社会におけるアスリートとしての生き方として必要になる「糧」をともに作り上げている状態だ。
すぐに反響があるわけではもちろんないが、見ている人は見ているし、何より、正しい努力がやがて実を結び、大きな成果と喜びが待っていることは、何よりアスリートが一番知っているのだ。
いつまでも協会のいいなりになり、ただ指をくわえて、スポンサーを待っている時代はもう終わった。
「トップアスリート」という類稀なるコンテンツを駆使し、自らのブランド力をさらに高め、自らお金を生み出す作業にもっともっと目を向けるべきなのだ。
2年後の祭典が終わった時、
所属企業や協会のいいなりになり何も考えなかったアスリートと、自ら動き出したアスリートの違いは非常に大きな差となることは間違いない。
後悔したくないアスリートはいつでも連絡ください。