THE BLOG

スポーツとか色々書きます

本当にオススメするもの

市民ランナーの皆さんや、セミアスリートの方々に
「目標や目的に沿ったデバイス(アイテム)の紹介」をしています。

僕はメーカーの人間でもなければ、特定の何かを売ることで報酬が出るわけではないので、めちゃめちゃフラットにデバイスの紹介が出来ます。

おかげさまで多くのトップアスリートや関係者様と一緒にいることで、「本当のオススメデバイス」を知ることができますし、もともとスポーツ好きなのでそれをさらに深掘りしまくっています。

スポーツ販売店国内最大手の取引先を始め、日々多くのスポーツショップに足を運び、スタッフ様と色々な話をさせてもらってるし、商品を試させてもらう機会も多いので、必然的に最新情報や知識が入ってきます。

・新しいスポーツに挑戦したい!何を揃えればいい??
・今の成績を向上させたい!どうすればいい?
・健康のためにジョギングを始めたい!

スポーツをする上で様々なタイミングでデバイスが必要になってきます。
でも、多くの情報が溢れているせいで、本当に自分にあったデバイスを見つけることは困難です。
でも今やビギナー向けのランニングシューズでも1万円を超え、トレーニングウェアもどんどん高値になっています。

いい店員さんに巡り会えればラッキーですが、そうもいかないのが現状です。
人に紐づいたサービスレベルは非常に危険が伴うので、せっかく幾らかの投資をするなら、いいデバイスを使ってスポーツをするときワクワクしてもらいたいんです。

なので、私の知識・経験・体験を伝えることでより良いデバイスと出会えるサポートをさせてもらっています。
無報酬です。
ランニングシューズ、トレーニングウェア、インソール、コンディショニングアイテムを中心にあらゆる情報からその人の目的に合わせてオススメさせてもらっています。
正直満足度はかなり高いです。

「これ買おうと思ってるんだけどどう?」、「これ知り合いが買って良さそうなんだけど実際どう?」といった相談もメチャあります。

最近ジョギング始めたんだよね、エクササイズ始めたんだよね。といった方がちょっと楽しくなってきたからデバイスも揃えたいなんてのも大いにあります。最高です。

そんなこともコソコソやってるよってお話しでした、

ゴールデンボンバー様有難うございます。

headlines.yahoo.co.jp

私は今まで、あまり興味を持っていなかったが、何か気になってこの記事を読んだ。
結果、素晴らしい考えを知ることができて、感謝の気持ちで一杯になった。

もちろんインタビューなので、セルフプロデュースの側面も大いにあると思うが、
とにかくファン目線だということがファンファーストだということがひしひしと伝わる。

ファンに対して真摯で、真剣で、こんなことがさらりと言えても「美談」にならない絶妙なバランスを取っているように思える。

そしてしていることはスモールコミュニティ(スモールの受け取り方は人それぞれだけど)だ。セルフコミュニティの中で需要と供給を完結させている
そしてその活動が継続することで、無理なく新規カスタマーも増えていくことはあるが、新規を増やすことに重きを置いていない。
あくまで既存カスタマーの満足度を高めることを優先している。

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私もいつも思うんです。
注意書きって誰のためのものになっているのかなって。
メーカー側の「あらかじめ言ってるからね」感があまりにも強くて・・。いや、気持ちは理解してるんですよ?
でも、注意書きってメーカーを守るためのものっていう側面ももちろん理解はしてるんですが、一番はユーザーのためですよね?
その部分の「本質」と「目的」がずれてきていないか?って。
私も身につけるものを製造販売しているメーカー側の立場なので、「ここに書いてありますよ?」っていうのは簡単なんですけど、そもそも読む気失せるようなものだし、これなんとかしなきゃなって思うんです。

もちろん鬼龍院さんが考えいてること実践していることをそのまま真似すればいいわけじゃないですし、すごく難しいなと思う部分はあるんですが、「注意書き」の本質と目的を改めて考えさせてくれたことに感謝です。本当に。

ファンレターやネットから徹底的なマーケティングをし、カスタマー、ユーザーのコア満足度を高めることで、コミュニティビジネスを構築しているわけですね。

今まで、本当にあまり興味がなかったのですが、この記事で色々勉強になり、気づき考えさせていただけたので、感謝感謝です。

だからと言ってゴールデンボンバーさんを応援するというわけではないですが、今後どういうアクションを取っていくのかは興味を持ちました。

(誰かライブ誘ってください笑)

日体大駅伝部監督も退任

日大アメフト部の「事件」から、スポーツ界で多くの「パワハラ」、「理不尽」、「権力の行使」、「体罰」などが湧いて出てきた。

まさに油田を掘り当てたかのように噴出した。

もちろんこれまでも、特に一般的な知名度の高い「高校野球」において、体罰や先輩からの暴行、喫煙飲酒などの問題行為が取りざたされてはいたが、一般的にマイナー競技と言われる競技からも様々な問題が明るみになり、これは社会問題といっていいレベルに差し掛かった。

「指導」という過程において、これまでも黙認されてきた「暴力」。
個人的には全く必要がない要素だと認識している。

ではなぜ、スポーツ界において「暴力」がはびこるのか。

ちなみに日本のスポーツ界だけが問題になっており、海外ではあり得ないという意見もよく目耳にするが、海外でも日本ほどではないと思うが、暴力とまでは行かないまでも、それに準じたいじめのようなものは常に起きている。

nikkan-spa.jp

もちろんだからといって日本に問題が起きていてもいいということではないので、

なぜ、日本のスポーツ界において「暴力」や、「権力の行使」が横行しているのかを様々なスポーツ界の方に聞いたのでまとめる。

・日本のスポーツは武家社会の武道が発端
→指導にあたって、「力」を実際に伝えることが必須だったため、指導者の人間性によっては「力」→「暴力」となってしまったのではないか。

・日本における「部活動」でのスポーツは「野球」だった。

→学生の心身を鍛えるために軍主導で広めた部活動によるスポーツ。その中で「野球」をさせ軍隊的な指導が行われ、「上官の命令は絶対」文化がスタートとなり、各競技に普及していったとされている。

 

つまり、部活動の始祖は武道であり、広く一般に普及したのが軍事的指導だったわけで、「理不尽」、「体罰」は切っても切り離せないのである。

もちろんだからと言って現代においてもそれが許されるべきではないが。

指導者と言われる世代の人間はその状況が「当たり前」の中育った人間なので、
「今は・・・」の理論は全く通じないのである。
もちろんだから許されるわけではない。

指導者は常に新しい技術・戦術をインプットし、常に効果的にアスリートにアウトプットする立場なので、人格知識ともに成長して行かなければならないのだ。アスリート以上に成長が必要な立場である。

にも関わらず、指導者とはなんたるかをさし置いて、己の理論のみを強制的にアウトプットする文化のまま、周りの成長、変化に対応していくことなく、アップデートを怠った指導者が余りにも多すぎる。

戦後しばらくは軍事的指導法で成り立っていた時代もあったかも知れないが、情報化が進み始め、国際化が進んできたにも関わらず、ガラパゴス化していったスポーツの指導者人は本当に全てを改めた方がいい。かつての数少ない成功をいつまでも引っ張り出していないで(その理論で言えば数え切れないほどの失敗があるはずだがそれはおいといて・・・なんてフェアじゃない)、指導者こそ常にアップデートして行かなければならない。

そしてその閉鎖的な環境が権力の一極集中に繋がり、いま多くの問題が噴出しているのだ。
全ては多くの指導者の怠慢が生んだ悲劇に過ぎない。

そしてそのような環境の中、奮闘してきたアスリートが不憫でならない。

大坂なおみ選手優勝後の報道に関する違和感

これは単なる直感だったのですが、多くの方がこの回帰を報じるニュースで。下記のような文言を目にしていると思う。

「セリーナは、主審に対して「私に謝りなさい。あなたはポイントも奪ったから、泥棒」と口汚く罵倒し、1ゲームの剝奪のペナルティを受けた」
セリーナのいら立ちが爆発
主審に「ウソつき」などと暴言を吐く」
大坂なおみブーイングの中「このような結果になってごめんなさい」」

この一連の報道とその内容について、直感で違和感を感じ(公平な記事とは到底思えない)、いろいろ調べた。

 

mariyoshihara.blogspot.com

えせロンドン留学経験者でも知らなかった「このような結果になってごめんなさい」や、セリーナ選手の審判への抗議(侮辱?)問題などは上記ブログである程度はうかがい知ることができる。

とても素晴らしい内容で非常に参考にさせてもらってる上であえて言うが、このブログの内容も全てではないし、正しいわけでもない。
ただこのブログ主の方の視点をしっかりと書いてくれていることは非常に伝わるし、とっても参考になった。

つまり、「一方の報道は全てではない」、「あらゆる情報を様々な視点から見ることで自分なりの正解を導く」ことが重要だと感じた。

 過去にこのようなブログもこっそり書いたが、

masahiro5959.hatenablog.com

 

表面的な情報が飛び交っているこの社会において、表面上の薄い情報で判断、行動を起こすことは非常に危険である。

そもそも必要な情報はなんなのか、自分は何に興味を持つのか。
その情報の本質を見極め、どのように自分の糧とするか。 

 
「糧」となるものは慎重に選ばなくてはならない、ジャンクフードのような情報を糧にしてしまってはまともなものは形成されない。

アスリートこそコンサルされるべき理由

近年スポーツ界の不祥事がマスコミを賑わせている。

大変だ。

しかしそんな今だからこそ、アスリートは声をあげ、自分の商品価値を高めるべきなのだ。

おそらく多くの協会から、「一連の問題にはコメントするな」と言った類の通達があると思うが、今こそ声明を出すべきだ。
注目浴びるからね。

芸能界も誰かが不倫だの離婚だのしたら、とやかく口挟むやつとかいるじゃん?でもそいつはその後しばらくは仕事にありつくし、そこでちょっとエッジの効いた一言でも残そうもんなら、仕事はどんどん入るわな。

アスリートはプロって言っても所属会社やスポンサー頼りなところも大いにあるから、そうも言ってられないみたいなこと言うけど、芸能人だって、CMとか番組スポンサーとかからきわられないように「うまく」コントロールしつつ、自分の意見や「思ってもないけどテレビ受けしそうなコメント」をするわけだ。

 

アスリートだっててんで変わらん。

もっと発信するべきだ。
そして、発信力を高めるべく、インスタ・TwitterFacebookを大いに活用するべきだ。

ちなみに私は500人くらいのトップアスリートをインスタフォローしているが、5000人以上のフォロワーを持つアスリートは30人ほどしかいない。10%に満たないのだ。

ある競技で日本一にも関わらず、オリンピックやメダリストさえいるが、2000人程度のフォロワーということはざらにある。

それで、スポンサーになってください!と言ったところで、スポンサー側からしたらメリットが少なすぎる。
もちろん今でも、頑張ってるんだね!ぽん!とお金を出すところもあるが、それは根本的なスポーツ界の改善には結びつかない。

アスリートがメリットを打ち出し、それだけの存在であることをしっかり伝えて、これくらいのメリットで返せますよ!と提案するべきだ。

しかし、もちろんほとんどのアスリートは何をすればいいかわからない。

なので、コンサルタントが必要なわけだ。

で、実際今取り組んでいることは、
・各SNSでの発信量・フォロワーを増やす
→トレーニング内容・私生活・趣味あらゆることをこまめに発信する
→発信内容の向上・ない隊による発信内容の使い分け

・発信内容による反響の数値化

→メリットを感じていただけるサポーターへのアピール材料
→アスリートを中心としたスモールコミュニティの創造

これらを、多くのケースを元に常に進化させながら、アスリートと接している。

それにより、様々なビジネス的ミートアップや、シーンの共創につなげることができるのだ。
そのためにはある種「精通した専門家」とタッグを組むことも必要だ。

トレーニングをして、成績を上げることは当たり前にしなければならない。

「部活」的感覚から脱却し、社会におけるアスリートとしての生き方として必要になる「糧」をともに作り上げている状態だ。

すぐに反響があるわけではもちろんないが、見ている人は見ているし、何より、正しい努力がやがて実を結び、大きな成果と喜びが待っていることは、何よりアスリートが一番知っているのだ。

いつまでも協会のいいなりになり、ただ指をくわえて、スポンサーを待っている時代はもう終わった。

「トップアスリート」という類稀なるコンテンツを駆使し、自らのブランド力をさらに高め、自らお金を生み出す作業にもっともっと目を向けるべきなのだ。

2年後の祭典が終わった時、

所属企業や協会のいいなりになり何も考えなかったアスリートと、自ら動き出したアスリートの違いは非常に大きな差となることは間違いない。

後悔したくないアスリートはいつでも連絡ください。

りゅうちぇるタトゥー問題と福澤諭吉「学問のすゝめ」

このSNS社会に置いて多くの情報が無許可で飛び込んでくる。

私たちはその利便性と引き換えに、望む望まぬにかかわらず多くの情報に接しながら生きなければならず、自分に必要な情報は取捨選択しなければならない。

 

タトゥー入れたことをSNSで発信したところ、炎上だの何だのなり、ネット住民のみならず芸能人までがあーだこーだいってるらしいとの情報が飛び込んできてずっと取捨選択のうち「捨」を選択していたが、いよいよ御大松本人志さんまでコメントを出したと言うことで、「おや?」と掘り下げてみることにした。

事の顛末は以下の通りだ。

・8月19日インスタでタトゥーと思しきものが見受けられる→炎上
SNS場で反論!!と話題に。

news.nifty.com

news.livedoor.com

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多くのニュースサイトでは上記のような内容で、反論に反応したことを報じた。
それに件の松本人志御大などがコメントを出したのだ。

まぁぶっちゃけくっそどうでもいいんだけど、批判に対して本当にニュースで報じられてるようなアホみたいな反応したのかなと思って、本人の公式インスタを見てみると。

www.instagram.com
ryuzi33world929いろんな意見を、ありがとうございます。
言いたいこと、きちんと書くね!!
まず、今まで応援してくれていた方が、冷たいコメントだけを残し、ぼくのことを一瞬で嫌いになるのが本当ならおどろきです。
それなりに予想はしてたけど、こんなにも偏見されるのかと思いました。
こんなに偏見のある社会 どうなんだろう。仕方ないよね。ではなく、僕は変えていきたい。

優しい言葉を投げかけてくれる人が好きと言うわけではなく、本当に僕のことを応援してくれている方と、そうでない方のコメント、言葉の違いくらい僕にも分かります。

結婚して、子供がいつかできたら、
家族の名前を身体に刻もう。と結婚する前、3年前から決めてました。
その3年でたくさん考えて、それなりの覚悟で入れました。

ぼくたちは、日本の温泉や、プールには行かないとおもいます。
その理由は名前を刻んだということとは関係ありません。

ぼくたちは、子供の顔を出していないので 子供の写真を盗撮されると困るし、子供がびっくりしたり、怖くなってしまうことが、あるかもしれないので、大勢の人が集まる場所には なかなか行かないと思います。

でも、そんな僕たちのお家を選んで生まれてきてくれたんだから、僕たちだからこそしてあげられることもたくさんあるし、僕の身勝手な行動で 大切な子供の楽しい思い出作り、人生を邪魔することは絶対しません。

そして僕のお父さんも、僕が生まれたとき 背中に 龍 (ドラゴンの絵) を入れました。僕は一度も嫌な思いをしたことがないし 嬉しかったです。
不自由をしたこともないし、ママからも パパからも たくさんの愛をもらい、育ててくれました。
だから、僕自身、偏見もなにもありませんでした。それも大きいかもしれません。

この体で、僕は大切な家族の笑顔を守るのです。なので、この体に、大切な家族の名前を刻みました。隠すつもりもありません。でも意地でも出したいわけでもありません。自然に生きていきたいです。偏見が無くなりますように。

そして最後に!!!
僕も色々こうしてSNSで発信することが怖いときもあります。またどんな風に どんな見出しで ネットニュースにされてしまうのか 怖いです。だけど何かにおびえて何もせずに生きててもこの社会は変わりません。世の中への思いや、変えていきたいことを どんどん発言、発信していかないと何も変わらないんです。だから、今回も勇気を振り絞りました。共感してくれる方がもしいれば、自分らしく、そして社会を変えようという強い気持ちで一緒に明日も頑張ろうね。こんなに長分なのにここまで読んでくれて、どうもありがとうございました 😭✨

 

なんてことない、冒頭部分しか報じられずに、あとの大半は反論ではなく本人の考えがしっかり記載されているじゃないか。
インスタにこんな長文載せられるんだと言う驚きと共に、冒頭の部分のみをつまみ出しして、報じるマスコミ、その部分しか見ずにギャースカ喚く周囲。

事の真実や本質ってのは自分なりによく見ないといけないね。
ちなみに僕個人は「日本で温泉やプールに入りづらくなるのに入れるんだからそれなりの考えがあるんだろうなぁ」くらいにしか思いません。タトゥーの有無で見方が変わることはないけど、見られ方が変わるのは歴史・文化上仕方ないかなと思います。

で、この冒頭やさわり(昨日のクイズ番組でやってたけどさわりって物語の重要な部分のことらしいよ)など、一部の情報を鵜呑みにしてヒステリックに騒ぐ人たちって、仕方ないとは思うけど、そんなリテラシーで猥雑な情報が飛び込みまくってくるのは結構迷惑だなぁと思ってます。

学問のすゝめの有名なフレーズ「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」これは学問のすゝめにおける「初編」の冒頭の一文なんですね。
実際は初編だけでもそのあとに今読んでもあり難きお言葉が続きます。
要約すると「世の中は平等だって言うけど、そんなこたぁない!学んだか学んでないかで大きく変わる!よく学ぶ人は豊かになり、学ばないと下人になっちゃうぜ!」みたいなことがブワッと書いてあります。


僕はここまで読んで、「バカとブスほど東大に行け」ってことなんだな。と思いました。
天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」は人間皆平等じゃ!ってイメージが蔓延ってますけど(そんなことないすか?そうですか。すみませんでした。)そう言うことではないんですね。

つまり、たった一部(かもしれない)情報で判断するのはスーパーナンセンスと言うことですね。
むむ?っと思ったら、そのもの自体をよく見つめ、本質を見極めることがとても大事だと言うことがわかります。

今の女子高生とかは前園さんを見ても「ワイドなショーで松本人志さんにいじられてる人」ってだけかもしれないけど、それだけで前園さんを語っちゃナンセンス!
(酔っ払ってタクシーの運ちゃんぶん殴ってるんだぜ!)ってことです。


24時間テレビについて私も申し上げます(チャリティマラソン編)

SNS社会になってより一層バッシングを浴びる24時間テレビ。
個人的にはほとんど見ていません。時間内にチャリティーランナー?がゴールするかどうかくらいは気にしてますけど。

で、スポーツ関係で仕事をしているので、感動を押し売りしていると言われているこの24時間テレビのメインイベントとも言えるチャリティマラソンにフォーカスします。

※同じようなことをもっとわかりやすく書いているサイトもたくさんあります!

結論から言うと、皆さんもご存知の通り、24時間で100kmを走ることは大変だけど、一般的に成功の可能性が非常に高いチャレンジになります。

 

ちなみに私は小学5年生の時、ボーイスカウトの「オーバーナイトハイク」と言う徹夜で42kmを歩くと言う謎の企画に参加し、22時にスタート、翌朝6時以降にゴールする(それに伴い保護者とかは朝6時に集合し、豚汁やら仮眠所やらの設営をすると言う地獄のような)企画にも関わらず、早く帰ってゴール当日に迎える区民祭りに備えたいと言う一心で、大人たちが集まってもいない早朝5時半にゴールをし、大人を待つと言う状態に陥りました。
つまり、11歳の少年が7時間半で42kmを「歩いた」わけです。それなりに体力はある方でしたが、所詮11歳の少年です。ちんげも波平頭頂部クラスなもんです。

ちなみに24時間で100kmを「走る」となるとどれくらいのペースなのかと言うと、
世界記録は長年日本人が保持しており、なんと今年「風見尚」というランナーが記録を更新し、6時間9分14秒というとんでもない記録です。

で、まぁテレビの企画でやるとすると、10km毎に15分の休憩を入れたとして・・・
9回の休憩があるので135分、そこにさらに大きな休憩を入れることも考えて走行時間を20時間とします。
20時間で100kmなので、2時間で10km。1時間で5km。つまり時速5kmですね。わかりやすい。
ちなみに成人男性の徒歩が時速およそ5kmとして計算されます。

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つまり100kmを徒歩で行っても達成できちゃうんですね。

休憩場所やエナジー補給、マッサージなどに恵まれた環境の中徒歩で行けてしまいます。

今回はトライアスロン形式でスイム1.5km、バイク60km、ラン100kmを学生時代スポーツもやっていた人気芸人がやると言うことで、「流石にそれは結構きついぞ」と、思っていたら、6時間ほど前倒しでチャレンジは始まっていたことを知り興ざめしてしまいました。

ちなみにスイム1.5kmはトライアスロンでは基本的に海でやるので潮の流れや波が邪魔して水泳経験者の私でも相当きつかったことを覚えています。ウェットスーツを着用して泳ぐこともあり、プールで泳ぐのとは訳が違います。
私は50mを約65秒平均くらいで泳ぎました。100m2分ちょいですね。これ水泳経験者ならわかると思いますがクッソ遅いです。でも、マジでしんどかったです。
1.5kmで37分程かかりました。

しかし、この速度は、トライアスロンレースに参加する人たちのレベルからすると、下の上です。合コンなら女子でも割り勘を請求されるレベルです。
スイム、バイク、ランの中で「スイムが苦手なんだよなぁ・・・」と言うレベルの中で少し早い方ぐらいです。
トライアスロンにチャレンジしてスイムが苦手と言う人でも平均にすると100mを2分半ちょっとで泳ぐので45分から1時間もあれば1.5kmは泳ぎきることができます。しかも湖でのチャレンジだったそうなので、もう少し楽なはずです(海より浮力はないけど、潮の流れと波の方がきついから海と湖だったら湖の方が楽だと思います)。

🔽詳しくはこちらをご覧ください🔽

初心者は知っておきたいペース・タイムの目安 | トライアスロン解体新書

そこから移動してバイク60km。見た所トラックで走ってましたね・・。延々と。それはそれできついと思いますが、最新のロードバイクと思しきマシンを使ってたので、ロードバイクの平均時速が約25kmで扱われているので、それよりさらにゆっくりとしても時速20kmは余裕です。60kmなので3時間でクリアできますね。

🔽詳しくはこちらをご覧ください🔽

初心者は知っておきたいペース・タイムの目安 | トライアスロン解体新書


つまり、スイムに1時間(かなりゆっくり)→移動兼休憩1時間→バイク3時間(かなりゆっくり)→移動兼休憩1時間→残り18時間で、スイム&バイクを終えた体で100kmランだと思っていたわけですよ。
最初の40kmを休憩挟みながら6時間(超ゆっくりのジョギングペース。うっかり東京マラソン当選しちゃったから記念に走ってみるか!って人でこれくらい)で入って、次の30kmも休憩を挟みながら6時間(↑よりさらに遅いペース)で入って、残り30kmも休憩を挟みながら6時間(1時間5kmなのでつまり徒歩)

🔽詳しくはこちらをご覧ください🔽

初心者は知っておきたいペース・タイムの目安 | トライアスロン解体新書

上記のペースで行けば24時間以内にゴールできるとは言えさすがにきついのがわかってるから乗り越えた芸人はすごい!ってレベルなんだけど・・・

■スタート
・スイム:1.5km⇨1時間(一般的に超ゆっくり)
・移動:1時間(休憩)
・バイク60km⇨3時間(一般的にかなりゆっくり)
・移動:1時間(休憩)
・ラン序盤:40km⇨休憩挟みながら6時間(一般的に超ゆっくり)
・ラン中盤:30km⇨休憩挟みながら6時間(一般的に超ゆっくりを越えたゆっくり)
・ラン終盤:30km⇨休憩挟みながら6時間(つまり徒歩)

ふっつうに行けるとは言え、チャレンジして成功したらすごいレベルだとは思うし、テレビの企画としては秀逸!と思ってたけど、、、笑

でも!チャレンジした芸人を悪く言ってるわけじゃないし、完走した事は普通にリスペクトするに値すると思ってる!

でも、企画としては生温すぎてなんとも思わないから、個人的に24時間テレビのチャリティマラソン?にはなんの興味もないことを数字上のデータで一旦実証しつつ発表してみましたって話です。