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スポーツとか色々書きます

競技のベースとなる後天性感覚

世界NO.1プロサッカー選手輩出国でもあるサッカー大国ブラジル

多くの選手がストリートで技術や体の動かし方を覚え、フットサル➡︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎サッカーとなるケースはサッカーでは割と知られている流れだ。

サッカー界のレジェンドの一人、ジダンも代名詞とされるマルセイユルーレットなど、ストリートで培ったものは大きいと話している。

また、これは都市伝説かもしれないが、アメリカでは父親たるもの息子に「キャッチボール、キャンプでの火起こし、釣り」を教えると言われているらしい

つまり様々な競技において、その土台となる後天性の感覚を幼少期に自然に身につけることがストロングポイントとなることはなんとなく理解できる。

これは自転車競技の話だが、オリンピックだけでもロード、トラック、BMXなど競技、種目は多々ある。

そして、自転車競技の強豪国の1つがオランダで、トラック競技ではほとんどの種目で優勝候補でもある。
イギリスや日本も強豪国ではあるが、オランダやイギリスのナショナルメンバーの多くが幼少期にBMXから自転車競技を始めた選手が多いという。

BMXは日本国内ではフリースタイルの方が知られているかもしれないが、土でできたコースでレースする競技で、非常にエキサイティングだ。

以下wikipediaより抜粋

レース Race[ソースを編集]

様々な形状のジャンプ台やコーナーを含む400 m程のダートコースを最大8人のレーサーが一斉に走り、予選、準決勝、決勝と着順を争う。更に年間の成績でランキングが決まり、翌年度のプレートナンバーとなる。他の自転車競技と比べて、幼い子供でも行うことができるため、自転車競技の出発点となることも多く、ロードレースやマウンテンバイクのレーサーはBMXレース経験者であることも多い。国際自転車競技連合UCI)の管理種目であり、オリンピック競技であるが、オリンピックでは、従来のレースのスタイルとは異なりSupercrossと呼ばれる。Supercrossでは、15 mを超えるジャンプが設けられていることもある。



 

と、ウィキペディア先生でも書かれているように、幼い頃からしたしめるということで、ヨーロッパを中心に知られている競技だ。

日本でもストライダーの爆発的流行により、BMXへと移行するジュニア世代が多く、少しずつ浸透はしているが、ストライダーはあくまで固有ブランドの商品であるため、ストライダーからBMXへの移行がスムーズかというと相互協力関係にあるとは言い難い。

しかし、小さなマシーンで自然を相手にアップダウンやコーナリング、ジャンプなどの技術を体感させ習得することで、その後の自転車へ移行した際に必要なテクニックやボディバランスが長けていることが多く、強豪国のBMX出身のトラック選手などはその要素が大きいという。

日本国内でも10代の頃からBMXの日本選手権で優勝、連覇と活躍をし、リオ五輪の日本代表でもある長迫吉拓選手がリオ五輪後からトラック競技「チームスプリント」の日本代表としても活躍し、2種目での東京五輪出場を目指している。

もはや世界の共通言語でもある「KEIRIN」発祥国の日本がより自転車競技を強化発展させるにはどのような仕組みがいいかというと、公営ギャンブルから生まれる資金をBMXの普及に活用し、ストライダーからBMXへの移行を促すことで 、自転車競技の強化発展につながることは明白だ。

しかし、残念ながらグループとしてそのような動きは今の所ない。
強豪国の強化施設はトラックの施設とBMXのコースが併設されているとのこと。

陸上でも若年層こそクロスカントリーコースでしっかり走る経験を積むことで、足裏の微妙なバランス感覚が養われ、アスファルトやトラックを走るだけでは身に付かない感覚や強さを得ることができるという。

競技として強化発展を促すには、その競技そのものだけではなく根幹となる技術を如何にしてどのタイミングで習得させるか、それを人間本来の「自然」要素が強い中で行うかが今後さらに注目されていくだろう。。

それは「サッカー➡︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎フットサル➡︎ストリート」の様に様々な競技においても置換できることになる。