胸の部分に御社のロゴを入れます!
いろんなアスリートやチームがスポンサー営業でよく言うこのセリフ。
君のユニだかジャージに企業のロゴが胸にちらっと映っててなんの意味がある?
年間2000人くらいのアスリートと接するけど、彼らのユニフォームとかのスポンサーロゴに目がいって、どんな会社なんだろうって調べたことなんて一回もないわ。
※あくまで個人の感想です
よく前面部、背面部にそれぞれ10社くらいのスポンサー企業をバーって並べる人とかいるけど、あれ統一感ないし、ダサいし。
※あくまで個人の感想です
ましてやスポーツビジネスって言葉は大嫌いだけど、その素養がないと、普通に競合的なの並べちゃったりしてるし・・。
※あくまで個人の感想です
何度もいっているけど、スポンサー的な立場から一番ありがたいことはその会社なり企業理念に賛同してマッチングして商品やサービスを心から支持すること。それを表現することに尽きると思う。
それを価値として変換して可視化することはこの時代誰でもできるわけだ。
そしてそれ自体は大した作業ではない。
それをせずに、ユニに御社のロゴ載せます!とかで年間数万〜数十万円以上もらおうとするそのマインドが気にくわない。
スポンサー側も選手に愛される価値のある商品やサービスを提供するべきだし、そのマッチングがあった上で感謝の気持ちとしてスポンサーロゴを掲載するのであればわかる。
以前、あるアスリートがトレーニングウェアに大々的に弊社ロゴをプリントさせて欲しいといってくれた。サポートへの感謝の気持ちを表現したいと。
しかし、丁重に断った。
まず、デザインと弊社ロゴが合わないのでなんか違和感が出るかなと思ったことと、
背景を知らないアスリートからのロゴ掲載にまつわるスポンサー営業が増えそうだからだ。
ある程度露出が見込めて広告効果があるならば、胸ロゴなどには価値があるかもしれない。しかしそうでない場合がほとんどだ。
既存のトップモデルを底辺が上辺だけ真似してどうするつもりなのか。
お金が欲しいためにその場だけいい顔して数万円、数十万円引っ張流のではなく、アスリートとして自分自身を優良なコンテンツに育て上げればそんなことしなくてもアスリートライフは成り立つ。