THE BLOG

スポーツとか色々書きます

一般人もアスリートも「ジョギング」が大事。

久々にスポーツネタを書きます。

うざいこと言わせてもらうと、打ち合わせの合間にカフェでMac開いてカタカタやってます。イケてる。

 

ジョギングって言うとみなさんどう言うイメージを持ちますか?
少なくともトップアスリートが重要視するようなイメージはあまり持たれていないと思いますが、、ジョギングってすごい効果的なんです!

もちろんトップアスリートだけじゃなくてほぼ全人類に効果的なのでぜひ生活に取り入れてください!

僕がストレスもなくいつもハッピーにいられるのは週4回以上のジョギングをしているからかもしれません。

◇ジョギングで得られること
・幸せホルモン
ジョギングをすることでセロトニンと呼ばれる神経伝達物質が分泌されます。
セロトニンは脳内で、気分や感情をコントロールする働きを担っているので、セロトニンが不足すると、イライラや焦燥感に駆られてしまうと言われています。
セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれており、セロトニンを分泌することで爽快感や幸福感を得ることができます。

セロトニンを分泌させるにはリズミカルな運動が条件となっています。
ジョギングで一定のリズムで運動することでセロトニンが分泌されて、爽快感や満足感を得ることができるんですね。
また、満足感を得ることで、満腹中枢も刺激ができるので、少量の食事で満足感を得ることもできるので、ダイエット効果もあります。ジョギングで代謝も上がり、食事も直接的に減らすことができるのでダイエット効果抜群ですね!

・新陳代謝の活性化
これはよく知られていることですが、せっかくなので、新陳代謝について少し説明します。
爪が伸びるのも、髪が伸びるのも新陳代謝なのですが、つまり新しい細胞を作って、古い細胞(老廃物)を除去することが新陳代謝です。
新しい細胞を作るのに欠かせないのが酸素
老廃物を除去するのに重要なのがリンパ液
ジョギングというか運動をすることで、体内に多くの酸素と血液を送る必要があるため、呼吸の頻度が上がります。そうすることで普段より多くの酸素を体内に取り込むことで、細胞が新たに作られ、古い細胞は活性酸素として体内に残ってる分も含めて消滅させることができます。
活性酸素が体内に残っていると身体が酸化しやすい状態になり、新陳代謝の活性化に悪影響を及ぼしてしまいます。そうすると、リンパ液が老廃物を除去してくれなくなり、負のスパイラルに陥ってしまいます。
適度なジョギングで、酸素を体内に取り込み、新陳代謝を活性化させれば、老廃物も除去しやすくなり、いいことづくめです!

・脂肪燃焼

ジョギングはもちろん脂肪燃焼効果も高いです。特にきついペースで走ることではなく、身体が温まってきたな、気持ちいいレベルで息が上がってきたな。ってくらいのペースだと、身体は脂肪分からエネルギーを使おうします。
しかし、それ以上の負荷がかかると、身体は脂肪ではなく筋肉分からエネルギーを使おうとします。
ゆっくりのペースで20分以上ジョギングすると、脂肪分から効率的にエネルギーを活用してくれるので、脂肪燃焼効果が高まります!

 

と、ここまでは一般人向けのメリットの方が多かったのですが、トップアスリートにとってもジョギングは非常に有効なトレーニングになり得ます。
そのキーワードが
「血管拡張力」

運動をすると、身体は水分、酸素、エネルギーを必要とするので、万難血液を流しますが、その通り道が血管。

血管の収縮生を高めたり、毛細血管を増やすことで、より隅々まで血液を送ることができるんです。

100mを全力疾走するとめっちゃゼェゼェ言いますよね?
どんなに鍛えてる世界一の選手でもゼェゼェ言います。
それは筋肉を爆発的に活用するためには大量のエネルギーが必要なので血液を大量に送る必要があるから、ポンプ役の心臓はバンバン活動することになり、大量の酸素も必要になるので、とにかく酸素を欲するためにゼェゼェ言って酸素を取り込み二酸化炭素を排出しているのです。

例えば私のメイン競技であるサッカーは数mから数十mのダッシュを繰り返す能力が求められます。

ラソンは2時間ちょっと走りきる能力が求められます。

ボクシングは3分刻みで最大十数セット動ききる能力も求められます。

ほぼ全てのスポーツにおいて、血液を大量に送る活動というのは必要で、それに筋肉が対応することも必要なのですが、共通していることは血液を大量に送るという活動です。

その際にその通り道である血管が拡張することに慣れているかそうでないか、毛細血管が隅々まで行き渡っているか。これはとても重要なのです。

よく道路に例えられますが、人を大量に送り込もうとすると大量の車が道路を通ります。普段は1車線でも必要に応じて3車線になったら渋滞は起きないし、それが街中に張り巡らされていれば優秀なインフラ整備がされていると言えますね。

サッカーに関して言えば、常に血液がドバドバ送られている必要はあまりなく、ダッシュの時に必要に応じて血液が送られて、酸素を取り込んでいるときは血液をドバドバ送る必要はないので、上手に心拍数を上げ下げできていればいいわけです。

なので、必要に応じて血管が縮小してくれることがとても重要でそれが隅々まで対応していればとても優秀な血管であると言えます。

それを鍛えるのにジョギング、というより、LSD(Long Slow Distance)がとても有効です。

特に定義がされているわけではないのですが、ジョギングは気持ちよくてあまり辛くないくらいのペースと定義したとすると、LSDはそのジョギングペースよりもっとゆっくり、スポーツやってる人だったら、1km6分半くらい、の超ゆっくりジョグを100分をめどに行います。

そうすると、隅々まで毛細血管が張り巡らされ、血管もゆっくりゆっくり拡張していきます。

ジョギングも毛細血管を広げ、血管を拡張させてくれますが、LSDのほうがより効果的です。
正直100分超ゆっくりジョグを行うことはかなりしんどいです。気持ちのいいペースではありません。

しかし、月に2〜3回、LSDをすることで、血管拡張力は大きく成長し、スムーズ大量の血液を送ることができるようになります。

血管が拡張されている時間を長くすることが大事なんです。

血管拡張力を高めることはマラソンなど以外でも非常に重要視されています。
また、長時間ゆっくり細胞を活性化させることでリンパの流れがスムーズになり、疲労物質などの老廃物を除去する効果もあるので、疲労回復にも効果的になってきます。

LSDを取り入れることで、血管拡張力を高め、強度の高いトレーニングをしても乗り越えることができる血管にすることができます。

ジョギングとLSDは異なる部分もありますが、「ラントレ」は心身ともに、アスリートにも一般の方にもとても効果的です!

ちなみに朝も夜もジョギングするにはメリットがあります!
あと、もし始めるならランシュー選びぜひ相談してください!

気持ちよくランを行ないましょう!