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鈴木が結婚した理由◆起承転結【転&結】

予想を超えた反響(汗)があった前半はこちら↓

 

masahiro5959.hatenablog.com

 

◆起承「転」結
2017年2月先述の通り諸々やり切って自宅へ帰ると洗濯物が散乱し、全く女子ウケしなそうな部屋となっていました。
どうにかしないとなぁと思いつつも、日々の生活、飲み、サッカーで、それどころではありませんでした。
そんなある日、珍しく昼過ぎまで飲んで電車で帰っていると、懐かしい顔が。
現在の嫁さんの妹とその娘、そしてお母さんでした。
「あら、ひさしぶり~」なんて話をしながら、家政婦(って程でもないけど)誰かいないかなぁなんて話になり、お姉ちゃんならやるんじゃないですか?とのこと。
早速数年ぶりに連絡を取り、「子供も幼稚園に行ってるし、その迎えの時間までならどうにかなる・」とのことで、今の嫁さんと数年ぶりの再会を果たしました。そこから週1回程度、僕が仕事をしている間、家事をしに来てくれました。「逃げ恥」が一大ブームを巻き起こした直後での家政婦生活がスタートしました(特段会うことはなかったわけだけれども)。

そんな折、2017年の3月に愛すべき祖母の米寿を祝う会が親族で行われました。
両祖母で生きているのは母方のこの祖母だけなので、もう溺愛しています。
そんな祖母が会の最後にぽつりと、「元気なうちにひ孫が見たい」とつぶやきました。
祖母には孫が4人。俺、俺の兄、いとこの二人。でも、、俺も十分アウトではありますが、おれよりさらにノーチャンスな3人を見て、「ばあちゃんが元気なうちにおれがひ孫見せちゃるけんね」と息まいて会は締められました。

そうは言ったものの、恋愛障害者でもあり、サイコパス質問30個中29個該当の僕にこれから彼女を作って、結婚して、子供ができて・・・なんて高く険しい壁に見えました。

そこで、2児の母でもある現嫁さんと当時そんな話をしていたら、彼女もいろいろ悩んでいました・・。

彼女自身のパーソナルな部分なので詳細は控えますが、できちゃった婚を機に結婚した彼女は、元夫の度重なるトラブル等が原因で、夫婦関係、親子関係はどう客観的に見ても破たんしていました。そして、離婚を考えているとのことだったので、何の下心もなく(本当ですww)離婚をお勧めし、彼女もそこに向かって動き始めました。

2017年4月下旬彼女の離婚が成立し、いろいろ相談に乗っていたこともあり、景気づけにご飯を食べに行きました。そこで、ふと気づきました。
「あれ?この子がいるじゃんww」と。
嫁さんとは小学校の同級生で、高校、大学時代にも付き合ってたこともあり、家族同士も顔なじみだし、真摯に離婚に向けた相談に乗っていたこともあり、ポイント急上昇中。赤ちゃんには泣き叫ばれる私はなぜか子供には懐かれるので、子供も大丈夫だろうと安易な考えの中、ちゃんとお互いの将来に向かって動き出そうと話をしました。

そこそこ急な離婚話だったので、元夫が正式に家を出た5月末から、今後に向けた話し合いをしていきました。それぞれの両親に話をしたりと。
そんなさなか、元夫が、暫くは家賃を支払うとなっていたが、急遽撤回。会社の寮として借りていたため、法人から個人契約に切り替えなければならず、敷金礼金も支払わなければならない状況となり、専業主婦だった嫁は払うことができず、嫁と子供は引っ越しをせざるを得ない状況となってしまいました。
しかし、引っ越しすると言っても、まとまったお金が必要だし、そんなお金はないし…、そうなることが容易に想像つきながら、元嫁と子供を路頭に迷わせる元夫への憤りを嫁の両親と抱きながら、対応してあげなくてはなりません。

結論は僕が住んでいた実家近く(嫁の実家から徒歩3分、嫁の妹が済む家から徒歩3分、俺の実家から徒歩4分)のアパートで、狭いながらも嫁と子供が3人で暮らすことになり、私は33歳にして実家に帰りました。

◆起承転【結】
友人の巨大なサポートもあり、前夫が家賃の支払いを拒否してから4日後、3人の引っ越しは無事に完了しました。男の一人暮らしには十分だったが親子3人では手狭な部屋でいささか申し訳ない気持ちがありながらも、理解を示してくれた俺の家族、友人に感謝しながら、これからのことを急ピッチで進めなければなりませんでした。

嫁の御家族とも話し合いの場を持ち、今後のスケジュールを共有していきました。
ただ、目下の問題が当時の小学校、幼稚園にどうやって通うかと、転校手続き等です。

夏休みまで残り20日間近く通わなければなりませんでしたが、住居から学校までは自転車で40分ほど。
帰りは何とかバスに乗って帰ってこれるけれど、往復・・しかも通勤通学ラッシュに親の都合で引っ越しをしてしまった直後の子供を一人で巻き込ませるわけには・・・と、それならおれがバスで一緒に行って・・・でも朝のバスは遅れるし本数もそんなにあるわけでもないし、俺が仕事で早い時とかどうする?、、という状況の中、それを察した父親から、「お前も朝起きろ。俺が送って行ってやる。一緒に車に乗れ。」と言ってくれました・・・。
人生で3回目の父親にマジ感謝しました。1学期の間毎日、送ってくれました。

幼稚園は嫁がチャリで往復して、迎えの時間までは、離婚を決めてから始めたパートで働くという生活が始まり、夜は私の実家などでコミュニケーションを取るようになりました。兄は最初から今でも子供たち二人をすごくかわいがってくれ、母親は今も常に強力なサポートしてくれて本当に感謝しています。

そうなると、今度は転校、転園先を決めなくてはなりません。
さすがにこの生活をいつまでも続けるのはすねかじりではなくJUST甘えなので(俺は親のすねは骨の髄までしゃぶりつくしてスープの出汁までとろうと思っています。)、転校手続きにステップを進めました。学区の関係や、設備の問題等から、嫁妹の長女が通う小学校が良いと判断し、その学区内で、新居を探すことにしました。下の子の転園先もそれに伴い、送り迎えの範囲内で割とスムーズに決まりました。

しかし、ただでさえ2学期からの転校で、転校してしばらくしたら苗字も変わるというのは子供の精神上好ましくないのは明白で、少しでも負担を減らすことを考えた私たちは、どうせ一緒になるなら、1日も早く「鈴木性」にした方がいいという判断に行きつきました。

つまりは婚姻届けを提出するという行為に出ようとしたわけです。

異常なまでに長くなりましたが、「鈴木が結婚した理由」は以上の通りです。
環境や状況が整ったタイミングで再会し、嫁の状況もマッチし、想定外のトラブルがあったものの、家族や友人のサポート、何より嫁本人の「俺と一緒になる」決意をするという人生最大のミスも重なり、このような経緯と理由で婚姻届けを出すことになりました。
嫁のどこどこがいいとか好きだとかってことより、状況がそうさせた。というのが正解です。詳しく話すのも中途半端に話すのもどちらも絶妙に微妙な状況だったので、今回さらけ出しました。


◆起承転結【番外編】
なぜこのタイミングでこんなことをさらけ出したかと、先月結婚報告パーティーを開かせてもらったのですが、実は元夫から子供たちとの面会頻度について調停を申し立てられて、先日それが無事終わりました。ほぼこちらの意向が通る結果となりました。
当たり前ですが、

この場で元夫がどんな人間だったか嫁から聞いている内容を記すことはしませんが、まぁ…結構やばいです(笑)
そんな男性と、できちゃったとは言え、結婚を選択して、2人目も生んでるんだから、嫁の男の見る目のなさは全国でも強豪の部類に入るでしょう。ましてやせっかく離婚をしたのに、わざわざこんなのと一緒になることを選んだのだから、前世で大量虐殺をしたとしか思えません。

今まで興味本位や会話のネタに困って聞いてくれた人にいつもうやっとむやっと返答していたのは、上記事情を今聞く時間と気持ちがあるか?と確認するのがめんどくさかったからです。

けんかはしょっちゅう(一方的に俺が怒ってるだけ)ですが、基本的には仲良く暮らしています。元々平日は練習やら飲みやらで日付が変わる頃帰ることがほとんどで、土日はサッカー三昧の生活で不在が多く。たまにサッカーのない休みは兄が両親と車で迎えに来てくれて出かけたりしています。

でも公園や学校の行事にもたまに行っていますし(育児してるアピール)、先日幼稚園のお迎えデビューをかましました。きれいなママや、若い先生がいるんでまた行きたいです。

訳あり物件にも関わらず、迎え入れて惜しみないサポートをしてくている家族や、祝福してくれた友人、サポートしてくれた友人への感謝の気持ちを胸に、「俺は浮気はしない。多分しないと思う。しないんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておけ。」の精神で頑張ります。


劇団☆Laboon 関白宣言2018

 

今後とも引き続きよろしくお願い致します。