コンテンツ力の高いアスリートって誰?どんなことしてるの?
前回のブログで、コンテンツ力を高めない現在のスポーツ界について触れましたが、
もちろん見本とするべきコンテンツ力を高めているアスリートもたくさんいます。
野球やサッカーなどの人気競技の選手は今回外しますが、野球会ではダルビッシュ選手が、Twitterなどで頻繁に情報を公開したり、
ダルビッシュ有 athlete club「Team Darvish」で会員の質問にも答えたりしているようです。
サッカー界では最近LINEブログで香川真司選手や、吉田麻也選手、長友佑都選手ら日本代表の中心となって活躍する選手が頻繁にブログを公開しています。
また、海外組での集まりなどの様子も公開していて、日本のファンに向けて情報を公開してくれていますね!
人気、実力が伴った超一流選手ですら、さらにコンテンツ力を上げていますね。
チーム単位でも海外のクラブなんかはWEBでのマーケティングが非常に高くて、クリエイティブレベルもとても高いですよね・・。
マンチェスター・ユナイテッド 公式サイト - マンチェスター・ユナイテッド 公式ホームページ
アメリカのプロサッカーリーグ、MLSなんかはプレー動画を頻繁に公開してくれているので、ヨーロッパで一時代を築いた名選手たちのスーパープレーなど興味を引くようなコンテンツが盛りだくさんで、MLSってスゲーんだ・・・ってなっちゃいます(※私は。)。
ただ、例に挙げた方々は元々注目度が高いと言えるのであくまで参考例ですが、日本国内でメジャー競技とは言えない中、コンテンツ力を高めた選手というと誰で、どんなことをしていたのか一部紹介します。
競輪界の「玉村元気選手」。
失礼ながら、私は競輪に詳しくないので競技の内容については深く触れませんが、とても面白い選手がいる・・・というのは人づてに聞いたことが数回あります。
この玉村選手、ゴリゴリの「ヲタ」なんですね。惜しげもなく前面に出してくれています。
そして、発送前のパフォーマンスも有名なんです。
※10秒あたりからご注目ください。
言葉を選ばずに言うと、実力は競輪界では高くないかもしれませんが、競輪の選手はだれも知らないけど、この選手だけは知っている・・・という方が一部個人の趣味に対する造詣が深い方々(簡単に言うとオタク気質な方々。)には知られています。
もちろん賛否両論あるのはわかりますが、競輪界の中ではコンテンツ力が高いと言えるのではないでしょうか。
続いて、卓球界から「四元奈生美選手」を紹介します。
今でこそ、ロンドン、リオとメダルを獲得するなど、人気競技となりましたが、それ以前は、地味なイメージや、福原愛選手の活躍がたまにメディアに登場するレベルでした。
そんな時代に、四元選手はビジュアルで注目を集めたのです。
それまでの卓球のイメージを壊す斬新なスタイルで試合会場を沸かし、メディアの注目を集め、「卓球」そのものの認知度UPに大きく貢献したと言えます。
陸上界からは「為末大選手」がコンテンツ力を高めたアスリートと言えるのではないでしょうか。
Twitterなどでの発言がたびたび話題に上がるなど、本質を突いたコメントや記事がニュースフィードにもたびたび取り上げられていますね。
現役時代の活躍がどれほどのものだったかは知らなくても、この人知ってる・・・という方も多いのではないでしょうか。
ここまで上げたアスリート以外にもコンテンツ力を高めて価値を上げたアスリートはたくさんいますが、今回は大きく分類すると以下3タイプに分けられます。
- 時勢にはまったタイプ(玉村選手タイプ)
- ビジュアルに注目を集めたタイプ(四元選手タイプ)
- 情報発信タイプ(為末選手タイプ)
時勢にはまるタイプや、ビジュアルに関しては生かせるならバンバン生かすべきですが、全員に当てはめることは難しいと言えます。
しかし、情報発信であれば誰にでも可能性はあります。
オリンピックに出ていた選手の普段の食生活や交友関係、どんなトレーニングしているのか、たまにやる珍しいトレーニングは何なのか?こんな情報がFacebookやTwitter、インスタに流れていたら、いったいどれだけの人たちがちょっと目を向けるでしょうか。
まずはこの「ちょっと目を向ける」アクションが第一歩になります。
オフィシャルサイト、各種SNSページのクオリティを高め、少しずつでも毎日、定期的に情報を発信し続ける。
元々その業界ではブランド力の高いアスリートがやることなので、その影響は小さくはありません。
さらに、同競技、種目の選手やOB、OGとの交流、スポンサー、サポート企業とのタイアップなどをすれば俺ぞれが異なるフィールドでシェアしてくれるので、拡散力も非常に強まります。
トレーニングの傍ら、そのような方々との交流も地道に続けると、情報発信力も強まり、応援してくれる人が少しずつ増えてくるのです。
現実にはこの点に理解のない方がスポーツの現場には非常に多いので、ぜひ皆さんが普段見ているSNSなどにアスリートの記事が出ていたら、ちょっと見てください。
トップアスリートの様々な面が見えて面白いと思います!
私はそうして、視覚的に確認できるもの、データとして確認できるものをよーく咀嚼してあげてからWEBリテラシーの低い方々に理解してもらうアクションもしているので、オリンピックの時にちょっと応援してあげることももちろんなのですが、普段の投稿なんかを見てあげて、いいね!を押してあげたり、フォローしてあげたり、繋がってみてください!
それがやがて大きな力となってアスリートをサポートすることに繋がります!
そして、一人でも多くのアスリートに少しでも魅力的な情報を発信してもらえるようにアプローチしていき、皆さんが目にするアスリートからの発信がより魅力的なものになるようにしていきます!