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スポーツとか色々書きます

「コンテンツ力(=ブランド力×発信力)があれば大抵のことは成功する。」

こんにちは。週10杯のラーメンを義務付けている為に、週平均30kmを走っているのに体重が減らないすーさんです。

ブログ2回目にして早速タイトルで偉そうに断言してしまっているわけですが、「コンテンツ力(=ブランド力×発信力)があれば大抵のことは成功する。」

 

もちろんそりゃそうだよ。ってことでもあるんですが、ここで

  • ブランド力(りょく)
  • 発信力
  • コンテンツ力(りょく)


について定義したいと思います。

※あくまで主観です。

 

■ブランド力(りょく)

ブランド - Wikipedia

 ブランド: brand)とは、あるサービスを、他の同カテゴリーの財やサービスと区別するためのあらゆる概念。当該財サービス(それらに関してのあらゆる情報発信点を含む)と消費者の接触点(タッチポイントまたはコンタクトポイント)で接する当該財サービスのあらゆる角度からの情報と、それらを伝達するメディア特性、消費者の経験、意思思想なども加味され、結果として消費者の中で当該財サービスに対して出来上がるイメージ総体。

 ブランドそのものの意味を調べると上記の通りなのですが、ここでいう「ブランド力(りょく)」もほぼ同じ意味合いです。

デザイン、価格、品質、どんな層が良く使っているか、どこで取り扱われているか、効果、得るもの、歴史、将来性・・・ブランド力(りょく)を司る要素を並べるときりがないのでこの辺にしておきますが、エルメスバーキンなんかはめちゃめちゃブランド力が高いと思っています(私は)。

ともするとメーカーや、それこそブランドのステータスを指す使い方をイメージしてしまいますが、これって一般の企業やグループ、団体、個人すべてに当てはめることができるんですね。Wikipedeia様もおっしゃっているようにイメージ総体なんですね。

 

■発信力

これはその名の通り発信する力(ちから)。ですね。いかに多くのターゲットに効果的に情報を伝えることができているのか。というステータスですね。
発信力が高いというのは、情報量、情報の質、届いた数、届けるタイミング、情報をキャッチできていないけどその情報を欲している人を探し当てる能力・・・などのステータスが高いことを指します(私は)。

 

■コンテンツ力(りょく)

コンテンツ - Wikipedia

 

コンテンツ: media content)とは、「中身」のこと。英語の関連語彙としては、コンテナwiktionary:container)の中身がコンテントcontentである。

デジタル‐、映像‐、商業‐、素人‐、などといった複合語がある。いわゆる「メディア」の中身の、文字列動画などのことで、それらの内容である著作物を指すことも多い。

 意味だけ知らべるとちょっと語弊を生みそうなのですが、前回のブログでも書いたように、私が尊敬する先輩の考え方に基づいているので、「ブランド力(りょく)×発信力=コンテンツ力(りょく)」と、認識してください。なんとなくニュアンスは伝わっていますよね?ありがとうございます。

 

と、前置きが長くなってしまいましたが、このように定義したうえでお話をいたしますと、一般企業などはもちろんコンテンツ力(りょく)を高めるために一生懸命ですよね。

ただ、私が今まで知った競技団体、アスリートは果たしてどうかというと、、、残念ながら一部を除き壊滅状態と言っても過言ではないのが現状です。

 

私が勝手に賛同している武井壮さんもFACE BOOKなどで再三に渡り警鐘を発していますが、、、ほとんどの競技団体やアスリートは自身の能力を高める(ブランド力の向上)には一生懸命ですが、発信力を高めていないため、コンテンツ力(りょく)が低いと言わざるを得ません・・・。

 

サッカーや野球など、文化としてある程度の成熟を得た競技とその選手ならまだしも、陸上やラグビー、バスケ、バレーなど、皆さんが学生時代、「友達が部活でやってたよ!」ってレベルの競技の国内トップアスリートですら、コンテンツ力(りょく)は低いと言わざるを得ません。

こんな話をすると、競技関係者の多くの方が「選手は強くなることが1番!」とか、「弱い選手がSNSとかやってもねぇ・・・そんな暇があるなら練習しなさい!」とか言うんです。※本当です。

 

選手も「練習が忙しくてそんな暇とてもとても・・・」、「僕そういうの苦手なんで・・・」とか言ってるんです。※本当です。

大きな試合などの前のピリピリした時にブログ書けとは言いませんが、24時間の中で、プロ、実業団問わず1~2時間の時間は必ずあります。

往年のアイドル並みに「時間がない」なんて選手は私見たことないです。

その時間に最初は閲覧者が少なくてもいいので、情熱を少しだけかけて、練習内容を記したり、どんなところでどんな食事をしたかとか、その競技のトップレベルのアスリートがどんな事を考え、どんなことを実践しているのか、知りたい人って実はかなりいるんです・・。※本当です。

 

国内トップクラスのアスリートなので、ブランド力(りょく)は決して低くはないですが発信力が高くないために、魅力的なコンテンツではないわけです。

魅力的なコンテンツになれば、ファンが増え、価値が高まり、スポンサーが集まり、集客も上がり、競技自体の人気が高まり、競技人口の増加につながり、いつしか、人気スポーツの仲間入りとなるわけです。

しかし、ブランド力を高めるだけで、発信力を高めないアスリートがほとんどなので、コンテンツ力の低いアスリートで溢れるわけです。

つまり、「競技能力、成績を高めるだけじゃだめ」ってことです。

逆に言えば多くのアスリートはコンテンツ力(りょく)が低いために、ファンが少なく、価値が低く、スポンサーが集まらず、試合会場に人は集まらず、競技自体の人気も低く、競技人口も増えないんですね。

リオ五輪に各競技、種目で何人の日本チャンピオンが出場していると思いますか?

この質問自体は正直どうでもいいんですが、じゃあその日本チャンピオンはどれだけ知られているのでしょう??

人気競技で、競技生活に集中できるような方々ならまだしも、海外遠征などの活動費すらままならず、家族や少人数のサポートなしでは生きていけないようなアスリートは山ほどいます。

深夜や早朝にも関わらずオリンピックをTVで見るような人たちの大半にはせめてアスリート自身が「自分」という存在を届け且つ、興味を引くようなアクションができるようでないと、多様化した娯楽の中で「スポーツ」はどんどん取り残されてしまいます。

さらに、そのスポーツさえもどんどん多様化している中で、コンテンツ力(りょく)を高めなければアスリートの生活どころか競技そのものが取り残されてしまいます 。


それでもいまだに多くのアスリートはコンテンツ力(りょく)を高めようとせず、生活のためにスポンサーを探します。

「私は○○で日本ランキング○位です!○年後のオリンピックで必ずメダルを獲り御社の広告をいたしますのでどうか活動資金をください!」

 

もちろん間違っているとも否定する気もないんですが、・・・・・。

このご時世もっとやることあるでしょ?ってことです。
それについては次回以降のブログ内容につながるので、その際に詳しく書きます。

 

もちろんアスリートによっては、ブログとかSNSとかでどんどん情報発信したいし、露出もしていきたい・・・って方はいるにはいます。
だけど、そんな人たちも「所属先がそういうのNGで・・・」、「協会がNGで・・・」なんて、ことが起きているんです。
WEBリテラシーが低い人たちが管理、マネジメントすることの弊害ですね。

 

私は自社製品が流通するに際し、どのように売れる仕組みを作るのかが自社のブランド力(りょく)に直結することになるので、「どのようなアスリートがどのような形で自社製品を露出してくれているか」が重要な要素になります。

 

なので、アスリートのコンテンツ力(りょく)を高めることも大きな課題として取り組んでいる業務なんですね。

だいぶ、長くなったので、次回のブログでは、じゃお前が言う「メジャーな競技でないアスリートでコンテンツ力が高いとする人」ってどんな人で、どんなことしてるの?について書いていきたいと思います。